570 :マロン名無しさん :2005/06/13(月) 00:00:49 ID:???
第113章 ワガママはだれだ!
再会を果たしたニケとククリ。ニケはプラナノが無事に咲いたことを報告する。
プラナノから伸びる弦に触れてその力を感じるククリ。
強いけどワガママだ、ククリに似たんだと言うニケ。

プラナノの話で盛り上がる2人に取り残されたレイドだが、ヴィヴィアンのフォローでロックを再開。

ククリは、ワンチンから教わった封印のグルグルを使おうか迷っている。
歌で目立つレイドに対してオヤジが踊りで自己主張すれば、ニケはカッコいいポーズで注目を集める。

その様子を見て、ククリは悟った。「そうよね みんなワガママなんだもの!」
ククリは決意を固めた。

ワンチンは語った。ギリを封印したのは子どものワガママだったのかもしれない。
だからこそ、グルグルは子どもだけの魔法として恐れられたのだと。
「かわいいポーズ!」

全員がずっこけ、戦いの気勢もそがれてしまった。
すっかり白けてしまったのでレイドは戦いをやめてニケ達を解放した。
封印のグルグルは、まだ怖くて使えなかった。
しかし、ククリの魔法は戦いを封印することに成功したのだ。

これにて一件落着。花の国を去る前に、ニケはプラナノに木の品種改良を頼む。
それはチョコの木。今回の冒険のそもそもの目標だ。
「チョコが食べたい」と、最初にワガママを言ったのはククリだった。
やっぱりプラナノはククリに似たようだ。

あまいものなーんだ? それはね・・・・・・
1 名前:マロン名無しさん :05/01/22 16:20:52 ID:???
月刊少年ガンガン1992年8月号にて魔法陣グルグル」という漫画が掲載された。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は作者が風のペン(羽根よりも軽く、ADSLより速い。ふだんはマフラーになる。)
を使うことで1日に1話ずつの速度で連載される。

【魔方陣グルグル 1巻から読む】
【連載中記事について】
571 :マロン名無しさん :2005/06/13(月) 00:20:39 ID:???
>「世界中のすべての人々がわしの踊りだけを見ればいい」
とんでもない主張だw オヤジらしいと言えばオヤジらしいが。
572 :ひさしぶりの :2005/06/13(月) 08:07:54 ID:???
ハァ~
さっぱり さっぱり
573 :マロン名無しさん :2005/06/13(月) 10:48:27 ID:???
板チョコじゃなかったのね。
もれはみやげ物のそういうのより、メージのミルチがすきだな。
574 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 00:02:18 ID:???
第114章 ふたたびふたり旅
塔の上で石版に何かを刻む老人。彼は預言者ガルニエ。予言の石板を勇者に届ける者。
しかし、今回はくだらない4コママンガを刻んでしまった。ガルニエはそれを退屈な人の下へと届ける。
そこへ弟子のミウチャが、占いの結果を報告に来た。
その結果を見るや、ガルニエはミウチャに勇者を連れてくるように言いつけた。
しかし、どうやって勇者を探すのか。ガルニエには妙案があった。

その頃、ニケ達は立ち寄った町で魔物を退治して歓迎されていた。

そこへ、おなじみの予言板が飛んできた。その裏にはミウチャがくくりつけられている。

ミウチャを送り届けたガルニエはくだらないダジャレを発する。
そこに届いたのは、冒頭で「退屈な人へ」と送った石版だった・・・

575 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 00:18:07 ID:???
いままでの石版もこのオッサンが飛ばしてたのか?
ところで、この世界にクレーン車ってあるの?
576 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 04:31:57 ID:???
まぁそこはギャグだからな。
577 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 04:44:11 ID:???
>>575
10巻の最後の方にクレーンっぽいのあった希ガス。
578 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 13:16:29 ID:???
チ ン チ ン

579 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 21:22:30 ID:???
予言板の作者キター
またまたへんなオサーン
580 :マロン名無しさん :2005/06/15(水) 00:04:28 ID:???
第115章 ミウチャゴチャゴチャ
ここはネコジタ谷、既にイベントの終わった地。カヤはそこで閑職についていた。
度重なる失敗により、とうとう左遷させられてしまったのだった。レイドは一人旅に出た。
カヤはこの屈辱に甘んじるつもりはなく、いつか抜け出してククリ達を倒すことを誓うのだった。

ニケ達は町で服を新調して、ガルニエの待つレフ島へと向かった。
重大な使命と心得て勇者を迎えたミウチャに対し、ニケの反応は「だるい」。
新しい服が気に入ったククリであったが、その服を作ったのはミウチャだった。
彼女は以前、服職人になる為の修行をしていたと言うのだ。
他にも料理・僧侶・戦士・商人の修行を経験している。
結局何がやりたいのかとのニケの突っ込みに、ミウチャは真剣に悩んでいる風だ。

分かれ道に差し掛かり、どちらへ行こうか迷う。そこでミウチャが占ってみると、
「左へ行くといいことがある」との結果。
占い師は魔法も使えるらしいが、ミウチャも使えるのか。
使えるらしいが、ミウチャは異常な恥ずかしがりようだ。。
ククリにはその気持ちがわかるようだが、そんな理由で戦ってくれないのもこまるとこぼすニケだった。

581 :マロン名無しさん :2005/06/15(水) 00:06:27 ID:???
カヤもとうとう飛ばされたか
582 :マロン名無しさん :2005/06/15(水) 01:12:48 ID:???
カヤ
583 :マロン名無しさん :2005/06/15(水) 01:30:06 ID:???
またヘンな料理キタwww
584 :マロン名無しさん :2005/06/15(水) 05:03:35 ID:???
ククリちゃん 普段着たきり雀だから お着替えショーは新鮮ですね。
ブティックの見立てが良いのでかわいいし。
ニケのお着替えはわらた。 そーいうのしか無いんかい。

585 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 00:00:10 ID:???
第116章 デマ登場!
ミウチャの占いにしたがって森の奥深くへと進んでいく一行。こちらに進めばいいことがある筈だが・・・
彼らの前に現れたのは、ギリ軍の新たな刺客、デマ。

デマは一行に人獣ジダンダをけしかける。
その時、ミウチャのダジャレ魔法がジダンダに炸裂!

彼女が魔法を恥ずかしがっていたのはこのダジャレの為だったのだ。
その間に地の剣を出し、デマと対峙するニケ。デマは地の剣の弱点を先刻承知、余裕の表情を見せる。

ニケは地の剣でデマと切り結ぶ・・・と思いきや、自分の形をしたダミーの人形の下から棒で一突きにした。
その名も「ひきょう剣」。

続いてククリがグルグルを発動する。
ミウチャの服に感動した為、これをモチーフにしたグルグルだ。

これにより、デマは似合わない服に身を包んで身動きが取れなくなった。

ジダンダがそれをほどこうとするが、糸が絡まってヤケになってしまった。
この事をきっかけに、ミウチャは服の道へ進むことを決心した。
服が好き・・・。
もっと作りたい・・・。
ひきょうが一番・・・。
地の剣が使えないと愚痴るニケの前に、地の王が一言言いに来た。

ツルの長さは信頼の長さ。ニケが善行をつめば、その分伸ばしてやるとの事だ。
ヨンヨンに乗ってレフ島へ向かう一行。
ミウチャは占いが外れたことを詫びるが、ククリはそれを否定する。
ミウチャがやりたい事を見つけたのがいい事だったのだと。

こうして勇者たちは、予言者の待つ”レフ島”へと進むのであった!
586 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 02:31:58 ID:???
デマの服すげえw
587 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 02:42:36 ID:???
ひきょうが一番ワロタ
それにしても、オヤジ、地の王、ギップルと、ミウチャにとっては衝撃の連続だったな。
588 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 02:45:54 ID:???
ひきょうが一番・・・
まともなキャラって久しぶりだな
589 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 19:45:48 ID:???
駄洒落魔法にはワラタ
590 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 23:23:16 ID:???
ひきょう剣ワロス
591 :マロン名無しさん :2005/06/17(金) 00:00:55 ID:???
第117章 ひみつの図書館
レフ島に着き、ミウチャの案内で予言者ガルニエの元へ向かう一行。
しかし、その場所にガルニエはいない。
ひとまず村に行って、ミウチャの実家で休憩することにした。
いまだに職業が決まらない事を恥じ入るミウチャの母だが、
この歳で将来のことを考えていることにククリは感心する。
そして、オヤジはミウチャにキタキタ踊りを教える気まんまんだ。

一行はガルニエを探して、村の図書館を訪ねる。
古い物語や知識が眠る部屋。そこはまるで時計が止まっているような印象を受ける。
そんな中で、ククリはトリコという女性と知り合う。

彼女の読む小説、離れ離れになっていた双子の姉妹が出会って幸せに暮らす物語に
ククリは興味を惹かれた。
結局ここにもガルニエはおらず、再びミウチャの家へ。
ククリはここに泊まり、ニケは宿を取ってもらった。
ミウチャの部屋にはこれまでの修行にまつわる物がいっぱいで、寝るには落ち着かない。
服職人に道を決めたミウチャは、ククリに服を作ってくれると言う。
ミウチャがメガネを外すと、その顔はククリとそっくりだ。

トリコの読んでいた小説の内容とあいまって、ククリは自分とミウチャが
双子の姉妹だったらという空想にとらわれた。
次の日、再びガルニエ探しを始める一行。ニケを呼ぶきっかけとなった占いの内容は、
「前兆を読むのが不可能」というものだった。
村で聞き込みをする際に、ククリは再びトリコを訪ね、小説の続きを聞いてみる。
双子の姉妹はいつまでもいっしょだそうだ。
そんな中、ニケの元にオヤジが聞き込みの結果を報告。大変な事がわかったようだ。
それによれば、この村では「キタキタ踊りを見ない」という家が100%だった・・・

592 :マロン名無しさん :2005/06/17(金) 13:56:32 ID:???
いや、俺も見ないし(きっぱり!!)
593 :マロン名無しさん :2005/06/17(金) 18:57:37 ID:???
オヤジ無謀すぎ

594 :マロン名無しさん :2005/06/17(金) 20:02:59 ID:???
>592 禿同
595 :マロン名無しさん :2005/06/17(金) 20:06:19 ID:???
何かファンタジーっつーよりメルヘンになってるような気がしないでもない。
596 :マロン名無しさん :2005/06/18(土) 00:00:07 ID:???
第118章 ハマる勇者たち
あれから1ヶ月・・・ガルニエは未だ見つからず、ストーリーがちっとも進まない。
これはハマり状態だ。
なんとかしようとギップルを呼び出すが返事は無い。
それならばと地の王に呼びかけるが、こちらも反応がない。
もうこんな島は出ようとヨンヨンを召喚するが、どういう訳かこれもまた出ない。
他のグルグルも使えない。

しょうがないんでもう泳いで大陸に渡ろうとするが、その途端に嵐になって海が荒れだした。

仕方なくミウチャの家でゴロゴロする2人。ククリは、ミウチャと双子かもしれないという話をニケにする。
ミウチャの親に聞きたいけど怖くて聞けないというククリに、ニケは聞いて見なければ始まらないと言う。
そんな二人の前に、悪魔ガルリロが現れた。彼はこの異常事態について何かを知っているようで、
ニケに事態打開の為の「攻略本」を売りつける。

裏技によって攻略本の力を証明したニケは、その先の攻略情報を読もうか迷う。


そこへ、ククリがついに双子のことについて聞こうとしているが、結局服の話題でお茶を濁した。
失敗を恐れて最後の針が抜けないと言うミウチャ。
次の1ページを開くのをためらう自分。これは偶然だろうか。
ニケはミウチャに、ククリの服作りを頑張ってくれるように頼む。
「思い違いかも知れないけど、すごく大事なことのような気がするんだ!」

597 :マロン名無しさん :2005/06/18(土) 22:37:54 ID:???
地の王、ひどい言われようだな。
それにしても攻略本って…
598 :マロン名無しさん :2005/06/20(月) 00:00:28 ID:???
第119章 新しい宝物
ククリの服作りをニケから大事なことだと言われたミウチャ。でも、そう言われたのは初めてじゃない。
ミウチャは迷いを振り切って服を作り出した。翌朝、ミウチャは寝坊してしまった。
レフ島に来てもう随分たつ。なのに、ミウチャの家の子猫は一向に成長していない。
このことから、ニケは魔物に時間を止められていると結論付けた。
そして、今何かができるのはミウチャなのだと。
ふと目に入った攻略本のページには、重要アイテムの秘密がハゲ頭に隠されていると書かれていた。

2人はオヤジを襲った。
ミウチャは夢中で服を作っている。ククリに導かれる夢を見た。
気がつくと、欲しかった宝物が目の前に・・・

次の日、ククリは早速ミウチャの服を着ている。ニケの「かわいい」との言葉にククリは大興奮だ。

村の娘からの評判も上々で、どうしてお店を開かないのかとまで言われる。
「そんなのまだ・・・」と答えるミウチャにオヤジが諭す。
「まだ」と言っていたらいつまでもスタートできない。誇りを持ったらどうかと。
ミウチャは店を出す決意をし、両親に相談する。実は父もその言葉を待っていたのだ。
父もまたオヤジと同じことを諭した。そして、家で店をできるようにしてくれると言う。

急に話が進み始めたのは、ミウチャが新しい物を作ったから。ニケの言葉に気を良くした父は・・・
ど ー ん !!

突然カツラを外し、その下の「星のかざり」というアイテムを譲ってくれた。
これは世界を救うといわれるアイテムだということだが、もはやそんなことは耳にはいっていない。
動き出したはずの時間だったが、このとき確かに時間は止まったのであった…
599 :マロン名無しさん :2005/06/20(月) 00:27:51 ID:???
唐突だな、ミウチャの親父さん。
ミウチャの様子からするに、娘にも秘密だったようだが。
600 :マロン名無しさん :2005/06/20(月) 00:37:33 ID:???
攻略本にどーんか・・・メルヘンだなとおもってたら、久しぶりにかましたな。
601 :マロン名無しさん :2005/06/20(月) 05:45:54 ID:???
ニケのひとことにあんなにヨロコブ ククリちゃん
かわいいなぁ~。
602 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 00:00:04 ID:???
第120章 観測者
時間が動き始めたことで、ククリのグルグルが使えるようになった。
早速ヨンヨンを召喚して島を脱出しようとするが、見えない壁に遮られて進めない。
悪魔ガルリロが言うには、一行は「観測者」によって観測されており、その目を逃れる必要があるとのことだ。
そして、この世でもっとも難しいナゾは”本当のこと”だと。
一行は手がかりを探す為に再び村に散った。
ククリは図書館へ行き新しい服をトリコに披露するが、トリコは前のほうがいいと言う。
彼女の読む小説の双子は幸せに暮らしている。いつまでもいっしょ。
しかし、そのページは初めて彼女に会った時から進んでいないような気がする。
そして、ククリは見た。その先のページが真っ白である事を。

ククリの心にトリコへの疑念が生じた。
キミは学ばなければならない 本当のことを

その夜、ククリはついにミウチャの母に以前から抱いていた疑問を投げかける。
ミウチャはずっと一人っ子だったのかと。その途端に激しく動揺するミウチャの母。
その視線の先には…キタキタ踊りの衣装に身を包んだミウチャの父の姿があった!
結局、ミウチャはずっと一人っ子だったということだった。
ククリが一人で悩んでいると、ミウチャが助けてくれると言う。
「ミウチャちゃんとあたし ちがってていいんだ
ちがっているから助け合える───」

その頃、キタキタおやじとミウチャの父もまた助け合っていた…

603 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 00:46:31 ID:???
ガルリロって何者なんだろう。攻略本なんて持ってるし。
604 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 01:07:11 ID:???
ミウチャの親父さん、奇特な人だな。キタキタ踊りに興味を示すとは。
605 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 01:29:30 ID:???
勧誘成功したの初めてじゃね?
おめでとうキタキタ…!
…めでたくないですかそうですか。
606 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 16:31:46 ID:???
めでたいものはなんですぞ?
607 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 19:54:02 ID:???
いつもながら 鉛筆画 美しいな。
608 :マロン名無しさん :2005/06/22(水) 00:00:21 ID:???
第121章 不確定なハート
その朝、ククリはミウチャの新作ではなく、前に着ていた服を身につけてトリコを訪ねた。
トリコは、やはりその服がいい。変わらないのは素晴らしいことだと言う。
そこへ口を挟むククリ。
どーん…
ククリだと思っていたのは、ククリに変装したミウチャだった。
それじゃあククリはどこに?取り乱すトリコ。

その頃、当のククリはニケと共にレフ島からの脱出に成功していた。
「ページをめくらなければいつまでも幸せなのに」

そう言うトリコだが、それは違う。
たとえ双子じゃなくても、同じ時間を過ごせるのが一番ステキなのだ。
トリコも、その答えを待っていた。
「ブリはテリヤキとは限らない」と。

レフ島を抜け出した二人の下に、時間が止まっていた1カ月分の予言板がまとめて届いていた。

二人は急いでライ島へ向かい、予言者ガルニエに会った。

が、結局何がわかったわけでもなく、再びレフ島に戻るのだった。
そして時間の動き出した今…レフ島は地獄と化していた。
ククリはレフ島でトリコの話を聞く。
バトーハの塔で恋人を封印したミグミグ族がトリコだったということに驚きを隠せない。

ミグミグ族が、同じ過ちを繰り返さない為に問題を解かせたのだろうか?
こうして、レフ島の不思議な事件は終わった…かに思えたが…

609 :マロン名無しさん :2005/06/22(水) 00:02:59 ID:???
バトーハの塔の話がここで生きてくるとは。
それにしても、親譲りの「どーん」と地獄と化したレフ島に激ワロタ
610 :マロン名無しさん :2005/06/22(水) 10:54:40 ID:???
げに恐ろしきは おやぢごく なり。
611 :マロン名無しさん :2005/06/22(水) 12:10:03 ID:???
ブリ照り焼き…衛藤って伏線仕込むのが上手いなぁ
あるいはネタのリサイクル
612 :マロン名無しさん :2005/06/23(木) 00:00:14 ID:???
第122章 ふたごの再会
ニケとククリの下に、ガルリロが挨拶に来た。
ガルリロ曰く、彼らを閉じ込めていた魔力はククリのもので、観測者トリコはククリ自信だったというのだ。
”もっとも難しいのは本当のことだ”。その答えがこれだ。
にわかには信じられない話だが、パンフォスの塔でのことを思えば納得がいく。

その時、二人の前に「時の女神」が現れた。
時間を不正に止めていた二人に対して罰を与えると言う。

二人から50年分の時間を吸い取るという女神。抵抗するニケの頭に、星のかざりが輝く。
それは、失敗を一度だけやり直せるアイテム。

これにより、ニケ達はレフ島に来る前からのやり直しを許された。
気がつくとそこはトピカの町。二人がレフ島へ行く前に寄った町だ。

前回の記憶を頼りに要領よく立ち回った二人は、再びレフ島へと向かう。

そこではミウチャが店を出しており、若い娘たちの間で流行っていた。

自分たちと会わずとも店を出しているミウチャに感動して涙ぐむククリ。
初めて会うはずのミウチャは、夢でククリにあったと言う。二人はすぐに双子のように仲良くなった。

ミウチャの母は子どもの頃を振り返る。その頃の時間は止まっていた。
夢が叶うのと引き換えに時間が進み、大人になった。それで良かった。
夢が叶わないのは辛いから。
でも、たまには時間を止めて夢を見ましょう。

離れ離れになっていた双子の姉妹が出会って、幸せな生活を送り始める。
そんなステキな物語は、今、そのページを閉じた。

613 :マロン名無しさん :2005/06/23(木) 00:07:59 ID:???
なんかメルヘンな感じでいいなぁ。
614 :マロン名無しさん :2005/06/23(木) 00:16:15 ID:???
ククリ自身が観測者だったとは意外なオチ。
でも確かに、パンフォスでのことを考えれば納得。
615 :マロン名無しさん :2005/06/23(木) 00:23:51 ID:???
結局この話はこれだけで完結してるってことかな。
メルヘンとしても一級品だと思う。
616 :マロン名無しさん :2005/06/24(金) 00:00:19 ID:???
外伝 秋の使い
10月の夕暮れ時、自室の窓から外を眺める少女ルーチャの目に、空から舞い降りた少年が映った。
彼は「秋の使い」に違いない。ルーチャはそう確信する。
秋の使いとは、秋の間一緒に遊んだのに、後になって誰だったのか
どうしても思い出せないという少年の事だ。

秋の使いを見つけた子どもには、ひとつだけいい事がおこるという。
秋の使いだと思われたのは、勇者ニケ。ククリとは別行動で、明日合流することになっている。
そんなニケを熱い視線で見つめるルーチャ。ニケは、彼女が自分に気があるんじゃないかと勘違いしている。
ルーチャはニケに話しかけた。二人は互いに勘違いしたままだ。
にわかに周囲が騒がしくなる。魔物が町へ侵入してきた。
そして、ニケはそれを退治するためにこの町を訪れたのだった。

魔物がニケに攻撃したのをみて、ルーチャは無謀にも魔物に殴りかかる。
そして、ルーチャは魔物に捕まってしまった。
うかつに攻撃するとルーチャが危険だ。ニケが迷っていると、ククリがルーチャを助け出した。

こうなると後は簡単。ニケは魔物を一撃の元に下した。
ルーチャの両親が駆けつけ、無事を喜ぶ。そのわずかに目を放した間に、ニケは姿を消していた。

彼はやっぱり秋の使いだった。魔物退治という「いいこと」もあった。でも、ガールフレンドがちゃんといた。ちょっと残念。
ニケが突然町に現れた真相。それは、総裁の瞬間移動装置の実験台になっていたのだった。
また会おうね 秋の使い──

617 :マロン名無しさん :2005/06/24(金) 00:10:46 ID:???
衛藤って本当はギャグ漫画じゃなく絵本とか描きたいんじゃないだろうか。
618 :マロン名無しさん :2005/06/24(金) 00:24:09 ID:???
夢見がちな少女モエス
619 :マロン名無しさん :2005/06/24(金) 10:29:16 ID:???
でも、ずっと真面目にやってると内圧が溜まってギップルが出て来ちゃうぞ?
620 :マロン名無しさん :2005/06/24(金) 18:04:19 ID:???
あれは照れ隠しなんじゃないかな。
絵本とかならガチンコで臭くしてくれる。
魔法陣グルグル 連載中 [ 14巻 ]
うしおととら連載中 まとめ
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第113章 ワガママはだれだ!
再会を果たしたニケとククリ。ニケはプラナノが無事に咲いたことを報告する。
プラナノから伸びる弦に触れてその力を感じるククリ。
強いけどワガママだ、ククリに似たんだと言うニケ。

プラナノの話で盛り上がる2人に取り残されたレイドだが、ヴィヴィアンのフォローでロックを再開。

ククリは、ワンチンから教わった封印のグルグルを使おうか迷っている。
歌で目立つレイドに対してオヤジが踊りで自己主張すれば、ニケはカッコいいポーズで注目を集める。

その様子を見て、ククリは悟った。「そうよね みんなワガママなんだもの!」
ククリは決意を固めた。

ワンチンは語った。ギリを封印したのは子どものワガママだったのかもしれない。
だからこそ、グルグルは子どもだけの魔法として恐れられたのだと。
「かわいいポーズ!」

全員がずっこけ、戦いの気勢もそがれてしまった。
すっかり白けてしまったのでレイドは戦いをやめてニケ達を解放した。
封印のグルグルは、まだ怖くて使えなかった。
しかし、ククリの魔法は戦いを封印することに成功したのだ。

これにて一件落着。花の国を去る前に、ニケはプラナノに木の品種改良を頼む。
それはチョコの木。今回の冒険のそもそもの目標だ。
「チョコが食べたい」と、最初にワガママを言ったのはククリだった。
やっぱりプラナノはククリに似たようだ。

あまいものなーんだ? それはね・・・・・・
1 名前:マロン名無しさん :05/01/22 16:20:52 ID:???
月刊少年ガンガン1992年8月号にて魔法陣グルグル」という漫画が掲載された。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は作者が風のペン(羽根よりも軽く、ADSLより速い。ふだんはマフラーになる。)
を使うことで1日に1話ずつの速度で連載される。

【魔方陣グルグル 1巻から読む】
【連載中記事について】
571 :マロン名無しさん :2005/06/13(月) 00:20:39 ID:???
>「世界中のすべての人々がわしの踊りだけを見ればいい」
とんでもない主張だw オヤジらしいと言えばオヤジらしいが。
572 :ひさしぶりの :2005/06/13(月) 08:07:54 ID:???
ハァ~
さっぱり さっぱり
573 :マロン名無しさん :2005/06/13(月) 10:48:27 ID:???
板チョコじゃなかったのね。
もれはみやげ物のそういうのより、メージのミルチがすきだな。
574 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 00:02:18 ID:???
第114章 ふたたびふたり旅
塔の上で石版に何かを刻む老人。彼は預言者ガルニエ。予言の石板を勇者に届ける者。
しかし、今回はくだらない4コママンガを刻んでしまった。ガルニエはそれを退屈な人の下へと届ける。
そこへ弟子のミウチャが、占いの結果を報告に来た。
その結果を見るや、ガルニエはミウチャに勇者を連れてくるように言いつけた。
しかし、どうやって勇者を探すのか。ガルニエには妙案があった。

その頃、ニケ達は立ち寄った町で魔物を退治して歓迎されていた。

そこへ、おなじみの予言板が飛んできた。その裏にはミウチャがくくりつけられている。

ミウチャを送り届けたガルニエはくだらないダジャレを発する。
そこに届いたのは、冒頭で「退屈な人へ」と送った石版だった・・・

575 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 00:18:07 ID:???
いままでの石版もこのオッサンが飛ばしてたのか?
ところで、この世界にクレーン車ってあるの?
576 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 04:31:57 ID:???
まぁそこはギャグだからな。
577 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 04:44:11 ID:???
>>575
10巻の最後の方にクレーンっぽいのあった希ガス。
578 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 13:16:29 ID:???
チ ン チ ン

579 :マロン名無しさん :2005/06/14(火) 21:22:30 ID:???
予言板の作者キター
またまたへんなオサーン
580 :マロン名無しさん :2005/06/15(水) 00:04:28 ID:???
第115章 ミウチャゴチャゴチャ
ここはネコジタ谷、既にイベントの終わった地。カヤはそこで閑職についていた。
度重なる失敗により、とうとう左遷させられてしまったのだった。レイドは一人旅に出た。
カヤはこの屈辱に甘んじるつもりはなく、いつか抜け出してククリ達を倒すことを誓うのだった。

ニケ達は町で服を新調して、ガルニエの待つレフ島へと向かった。
重大な使命と心得て勇者を迎えたミウチャに対し、ニケの反応は「だるい」。
新しい服が気に入ったククリであったが、その服を作ったのはミウチャだった。
彼女は以前、服職人になる為の修行をしていたと言うのだ。
他にも料理・僧侶・戦士・商人の修行を経験している。
結局何がやりたいのかとのニケの突っ込みに、ミウチャは真剣に悩んでいる風だ。

分かれ道に差し掛かり、どちらへ行こうか迷う。そこでミウチャが占ってみると、
「左へ行くといいことがある」との結果。
占い師は魔法も使えるらしいが、ミウチャも使えるのか。
使えるらしいが、ミウチャは異常な恥ずかしがりようだ。。
ククリにはその気持ちがわかるようだが、そんな理由で戦ってくれないのもこまるとこぼすニケだった。

581 :マロン名無しさん :2005/06/15(水) 00:06:27 ID:???
カヤもとうとう飛ばされたか
582 :マロン名無しさん :2005/06/15(水) 01:12:48 ID:???
カヤ
583 :マロン名無しさん :2005/06/15(水) 01:30:06 ID:???
またヘンな料理キタwww
584 :マロン名無しさん :2005/06/15(水) 05:03:35 ID:???
ククリちゃん 普段着たきり雀だから お着替えショーは新鮮ですね。
ブティックの見立てが良いのでかわいいし。
ニケのお着替えはわらた。 そーいうのしか無いんかい。

585 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 00:00:10 ID:???
第116章 デマ登場!
ミウチャの占いにしたがって森の奥深くへと進んでいく一行。こちらに進めばいいことがある筈だが・・・
彼らの前に現れたのは、ギリ軍の新たな刺客、デマ。

デマは一行に人獣ジダンダをけしかける。
その時、ミウチャのダジャレ魔法がジダンダに炸裂!

彼女が魔法を恥ずかしがっていたのはこのダジャレの為だったのだ。
その間に地の剣を出し、デマと対峙するニケ。デマは地の剣の弱点を先刻承知、余裕の表情を見せる。

ニケは地の剣でデマと切り結ぶ・・・と思いきや、自分の形をしたダミーの人形の下から棒で一突きにした。
その名も「ひきょう剣」。

続いてククリがグルグルを発動する。
ミウチャの服に感動した為、これをモチーフにしたグルグルだ。

これにより、デマは似合わない服に身を包んで身動きが取れなくなった。

ジダンダがそれをほどこうとするが、糸が絡まってヤケになってしまった。
この事をきっかけに、ミウチャは服の道へ進むことを決心した。
服が好き・・・。
もっと作りたい・・・。
ひきょうが一番・・・。
地の剣が使えないと愚痴るニケの前に、地の王が一言言いに来た。

ツルの長さは信頼の長さ。ニケが善行をつめば、その分伸ばしてやるとの事だ。
ヨンヨンに乗ってレフ島へ向かう一行。
ミウチャは占いが外れたことを詫びるが、ククリはそれを否定する。
ミウチャがやりたい事を見つけたのがいい事だったのだと。

こうして勇者たちは、予言者の待つ”レフ島”へと進むのであった!
586 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 02:31:58 ID:???
デマの服すげえw
587 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 02:42:36 ID:???
ひきょうが一番ワロタ
それにしても、オヤジ、地の王、ギップルと、ミウチャにとっては衝撃の連続だったな。
588 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 02:45:54 ID:???
ひきょうが一番・・・
まともなキャラって久しぶりだな
589 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 19:45:48 ID:???
駄洒落魔法にはワラタ
590 :マロン名無しさん :2005/06/16(木) 23:23:16 ID:???
ひきょう剣ワロス
591 :マロン名無しさん :2005/06/17(金) 00:00:55 ID:???
第117章 ひみつの図書館
レフ島に着き、ミウチャの案内で予言者ガルニエの元へ向かう一行。
しかし、その場所にガルニエはいない。
ひとまず村に行って、ミウチャの実家で休憩することにした。
いまだに職業が決まらない事を恥じ入るミウチャの母だが、
この歳で将来のことを考えていることにククリは感心する。
そして、オヤジはミウチャにキタキタ踊りを教える気まんまんだ。

一行はガルニエを探して、村の図書館を訪ねる。
古い物語や知識が眠る部屋。そこはまるで時計が止まっているような印象を受ける。
そんな中で、ククリはトリコという女性と知り合う。

彼女の読む小説、離れ離れになっていた双子の姉妹が出会って幸せに暮らす物語に
ククリは興味を惹かれた。
結局ここにもガルニエはおらず、再びミウチャの家へ。
ククリはここに泊まり、ニケは宿を取ってもらった。
ミウチャの部屋にはこれまでの修行にまつわる物がいっぱいで、寝るには落ち着かない。
服職人に道を決めたミウチャは、ククリに服を作ってくれると言う。
ミウチャがメガネを外すと、その顔はククリとそっくりだ。

トリコの読んでいた小説の内容とあいまって、ククリは自分とミウチャが
双子の姉妹だったらという空想にとらわれた。
次の日、再びガルニエ探しを始める一行。ニケを呼ぶきっかけとなった占いの内容は、
「前兆を読むのが不可能」というものだった。
村で聞き込みをする際に、ククリは再びトリコを訪ね、小説の続きを聞いてみる。
双子の姉妹はいつまでもいっしょだそうだ。
そんな中、ニケの元にオヤジが聞き込みの結果を報告。大変な事がわかったようだ。
それによれば、この村では「キタキタ踊りを見ない」という家が100%だった・・・

592 :マロン名無しさん :2005/06/17(金) 13:56:32 ID:???
いや、俺も見ないし(きっぱり!!)
593 :マロン名無しさん :2005/06/17(金) 18:57:37 ID:???
オヤジ無謀すぎ

594 :マロン名無しさん :2005/06/17(金) 20:02:59 ID:???
>592 禿同
595 :マロン名無しさん :2005/06/17(金) 20:06:19 ID:???
何かファンタジーっつーよりメルヘンになってるような気がしないでもない。
596 :マロン名無しさん :2005/06/18(土) 00:00:07 ID:???
第118章 ハマる勇者たち
あれから1ヶ月・・・ガルニエは未だ見つからず、ストーリーがちっとも進まない。
これはハマり状態だ。
なんとかしようとギップルを呼び出すが返事は無い。
それならばと地の王に呼びかけるが、こちらも反応がない。
もうこんな島は出ようとヨンヨンを召喚するが、どういう訳かこれもまた出ない。
他のグルグルも使えない。

しょうがないんでもう泳いで大陸に渡ろうとするが、その途端に嵐になって海が荒れだした。

仕方なくミウチャの家でゴロゴロする2人。ククリは、ミウチャと双子かもしれないという話をニケにする。
ミウチャの親に聞きたいけど怖くて聞けないというククリに、ニケは聞いて見なければ始まらないと言う。
そんな二人の前に、悪魔ガルリロが現れた。彼はこの異常事態について何かを知っているようで、
ニケに事態打開の為の「攻略本」を売りつける。

裏技によって攻略本の力を証明したニケは、その先の攻略情報を読もうか迷う。


そこへ、ククリがついに双子のことについて聞こうとしているが、結局服の話題でお茶を濁した。
失敗を恐れて最後の針が抜けないと言うミウチャ。
次の1ページを開くのをためらう自分。これは偶然だろうか。
ニケはミウチャに、ククリの服作りを頑張ってくれるように頼む。
「思い違いかも知れないけど、すごく大事なことのような気がするんだ!」

597 :マロン名無しさん :2005/06/18(土) 22:37:54 ID:???
地の王、ひどい言われようだな。
それにしても攻略本って…
598 :マロン名無しさん :2005/06/20(月) 00:00:28 ID:???
第119章 新しい宝物
ククリの服作りをニケから大事なことだと言われたミウチャ。でも、そう言われたのは初めてじゃない。
ミウチャは迷いを振り切って服を作り出した。翌朝、ミウチャは寝坊してしまった。
レフ島に来てもう随分たつ。なのに、ミウチャの家の子猫は一向に成長していない。
このことから、ニケは魔物に時間を止められていると結論付けた。
そして、今何かができるのはミウチャなのだと。
ふと目に入った攻略本のページには、重要アイテムの秘密がハゲ頭に隠されていると書かれていた。

2人はオヤジを襲った。
ミウチャは夢中で服を作っている。ククリに導かれる夢を見た。
気がつくと、欲しかった宝物が目の前に・・・

次の日、ククリは早速ミウチャの服を着ている。ニケの「かわいい」との言葉にククリは大興奮だ。

村の娘からの評判も上々で、どうしてお店を開かないのかとまで言われる。
「そんなのまだ・・・」と答えるミウチャにオヤジが諭す。
「まだ」と言っていたらいつまでもスタートできない。誇りを持ったらどうかと。
ミウチャは店を出す決意をし、両親に相談する。実は父もその言葉を待っていたのだ。
父もまたオヤジと同じことを諭した。そして、家で店をできるようにしてくれると言う。

急に話が進み始めたのは、ミウチャが新しい物を作ったから。ニケの言葉に気を良くした父は・・・
ど ー ん !!

突然カツラを外し、その下の「星のかざり」というアイテムを譲ってくれた。
これは世界を救うといわれるアイテムだということだが、もはやそんなことは耳にはいっていない。
動き出したはずの時間だったが、このとき確かに時間は止まったのであった…
599 :マロン名無しさん :2005/06/20(月) 00:27:51 ID:???
唐突だな、ミウチャの親父さん。
ミウチャの様子からするに、娘にも秘密だったようだが。
600 :マロン名無しさん :2005/06/20(月) 00:37:33 ID:???
攻略本にどーんか・・・メルヘンだなとおもってたら、久しぶりにかましたな。
601 :マロン名無しさん :2005/06/20(月) 05:45:54 ID:???
ニケのひとことにあんなにヨロコブ ククリちゃん
かわいいなぁ~。
602 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 00:00:04 ID:???
第120章 観測者
時間が動き始めたことで、ククリのグルグルが使えるようになった。
早速ヨンヨンを召喚して島を脱出しようとするが、見えない壁に遮られて進めない。
悪魔ガルリロが言うには、一行は「観測者」によって観測されており、その目を逃れる必要があるとのことだ。
そして、この世でもっとも難しいナゾは”本当のこと”だと。
一行は手がかりを探す為に再び村に散った。
ククリは図書館へ行き新しい服をトリコに披露するが、トリコは前のほうがいいと言う。
彼女の読む小説の双子は幸せに暮らしている。いつまでもいっしょ。
しかし、そのページは初めて彼女に会った時から進んでいないような気がする。
そして、ククリは見た。その先のページが真っ白である事を。

ククリの心にトリコへの疑念が生じた。
キミは学ばなければならない 本当のことを

その夜、ククリはついにミウチャの母に以前から抱いていた疑問を投げかける。
ミウチャはずっと一人っ子だったのかと。その途端に激しく動揺するミウチャの母。
その視線の先には…キタキタ踊りの衣装に身を包んだミウチャの父の姿があった!
結局、ミウチャはずっと一人っ子だったということだった。
ククリが一人で悩んでいると、ミウチャが助けてくれると言う。
「ミウチャちゃんとあたし ちがってていいんだ
ちがっているから助け合える───」

その頃、キタキタおやじとミウチャの父もまた助け合っていた…

603 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 00:46:31 ID:???
ガルリロって何者なんだろう。攻略本なんて持ってるし。
604 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 01:07:11 ID:???
ミウチャの親父さん、奇特な人だな。キタキタ踊りに興味を示すとは。
605 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 01:29:30 ID:???
勧誘成功したの初めてじゃね?
おめでとうキタキタ…!
…めでたくないですかそうですか。
606 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 16:31:46 ID:???
めでたいものはなんですぞ?
607 :マロン名無しさん :2005/06/21(火) 19:54:02 ID:???
いつもながら 鉛筆画 美しいな。
608 :マロン名無しさん :2005/06/22(水) 00:00:21 ID:???
第121章 不確定なハート
その朝、ククリはミウチャの新作ではなく、前に着ていた服を身につけてトリコを訪ねた。
トリコは、やはりその服がいい。変わらないのは素晴らしいことだと言う。
そこへ口を挟むククリ。
どーん…
ククリだと思っていたのは、ククリに変装したミウチャだった。
それじゃあククリはどこに?取り乱すトリコ。

その頃、当のククリはニケと共にレフ島からの脱出に成功していた。
「ページをめくらなければいつまでも幸せなのに」

そう言うトリコだが、それは違う。
たとえ双子じゃなくても、同じ時間を過ごせるのが一番ステキなのだ。
トリコも、その答えを待っていた。
「ブリはテリヤキとは限らない」と。

レフ島を抜け出した二人の下に、時間が止まっていた1カ月分の予言板がまとめて届いていた。

二人は急いでライ島へ向かい、予言者ガルニエに会った。

が、結局何がわかったわけでもなく、再びレフ島に戻るのだった。
そして時間の動き出した今…レフ島は地獄と化していた。
ククリはレフ島でトリコの話を聞く。
バトーハの塔で恋人を封印したミグミグ族がトリコだったということに驚きを隠せない。

ミグミグ族が、同じ過ちを繰り返さない為に問題を解かせたのだろうか?
こうして、レフ島の不思議な事件は終わった…かに思えたが…

609 :マロン名無しさん :2005/06/22(水) 00:02:59 ID:???
バトーハの塔の話がここで生きてくるとは。
それにしても、親譲りの「どーん」と地獄と化したレフ島に激ワロタ
610 :マロン名無しさん :2005/06/22(水) 10:54:40 ID:???
げに恐ろしきは おやぢごく なり。
611 :マロン名無しさん :2005/06/22(水) 12:10:03 ID:???
ブリ照り焼き…衛藤って伏線仕込むのが上手いなぁ
あるいはネタのリサイクル
612 :マロン名無しさん :2005/06/23(木) 00:00:14 ID:???
第122章 ふたごの再会
ニケとククリの下に、ガルリロが挨拶に来た。
ガルリロ曰く、彼らを閉じ込めていた魔力はククリのもので、観測者トリコはククリ自信だったというのだ。
”もっとも難しいのは本当のことだ”。その答えがこれだ。
にわかには信じられない話だが、パンフォスの塔でのことを思えば納得がいく。

その時、二人の前に「時の女神」が現れた。
時間を不正に止めていた二人に対して罰を与えると言う。

二人から50年分の時間を吸い取るという女神。抵抗するニケの頭に、星のかざりが輝く。
それは、失敗を一度だけやり直せるアイテム。

これにより、ニケ達はレフ島に来る前からのやり直しを許された。
気がつくとそこはトピカの町。二人がレフ島へ行く前に寄った町だ。

前回の記憶を頼りに要領よく立ち回った二人は、再びレフ島へと向かう。

そこではミウチャが店を出しており、若い娘たちの間で流行っていた。

自分たちと会わずとも店を出しているミウチャに感動して涙ぐむククリ。
初めて会うはずのミウチャは、夢でククリにあったと言う。二人はすぐに双子のように仲良くなった。

ミウチャの母は子どもの頃を振り返る。その頃の時間は止まっていた。
夢が叶うのと引き換えに時間が進み、大人になった。それで良かった。
夢が叶わないのは辛いから。
でも、たまには時間を止めて夢を見ましょう。

離れ離れになっていた双子の姉妹が出会って、幸せな生活を送り始める。
そんなステキな物語は、今、そのページを閉じた。

613 :マロン名無しさん :2005/06/23(木) 00:07:59 ID:???
なんかメルヘンな感じでいいなぁ。
614 :マロン名無しさん :2005/06/23(木) 00:16:15 ID:???
ククリ自身が観測者だったとは意外なオチ。
でも確かに、パンフォスでのことを考えれば納得。
615 :マロン名無しさん :2005/06/23(木) 00:23:51 ID:???
結局この話はこれだけで完結してるってことかな。
メルヘンとしても一級品だと思う。
616 :マロン名無しさん :2005/06/24(金) 00:00:19 ID:???
外伝 秋の使い
10月の夕暮れ時、自室の窓から外を眺める少女ルーチャの目に、空から舞い降りた少年が映った。
彼は「秋の使い」に違いない。ルーチャはそう確信する。
秋の使いとは、秋の間一緒に遊んだのに、後になって誰だったのか
どうしても思い出せないという少年の事だ。

秋の使いを見つけた子どもには、ひとつだけいい事がおこるという。
秋の使いだと思われたのは、勇者ニケ。ククリとは別行動で、明日合流することになっている。
そんなニケを熱い視線で見つめるルーチャ。ニケは、彼女が自分に気があるんじゃないかと勘違いしている。
ルーチャはニケに話しかけた。二人は互いに勘違いしたままだ。
にわかに周囲が騒がしくなる。魔物が町へ侵入してきた。
そして、ニケはそれを退治するためにこの町を訪れたのだった。

魔物がニケに攻撃したのをみて、ルーチャは無謀にも魔物に殴りかかる。
そして、ルーチャは魔物に捕まってしまった。
うかつに攻撃するとルーチャが危険だ。ニケが迷っていると、ククリがルーチャを助け出した。

こうなると後は簡単。ニケは魔物を一撃の元に下した。
ルーチャの両親が駆けつけ、無事を喜ぶ。そのわずかに目を放した間に、ニケは姿を消していた。

彼はやっぱり秋の使いだった。魔物退治という「いいこと」もあった。でも、ガールフレンドがちゃんといた。ちょっと残念。
ニケが突然町に現れた真相。それは、総裁の瞬間移動装置の実験台になっていたのだった。
また会おうね 秋の使い──

617 :マロン名無しさん :2005/06/24(金) 00:10:46 ID:???
衛藤って本当はギャグ漫画じゃなく絵本とか描きたいんじゃないだろうか。
618 :マロン名無しさん :2005/06/24(金) 00:24:09 ID:???
夢見がちな少女モエス
619 :マロン名無しさん :2005/06/24(金) 10:29:16 ID:???
でも、ずっと真面目にやってると内圧が溜まってギップルが出て来ちゃうぞ?
620 :マロン名無しさん :2005/06/24(金) 18:04:19 ID:???
あれは照れ隠しなんじゃないかな。
絵本とかならガチンコで臭くしてくれる。
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