第1巻 九十九の足の蟲
第2巻 妖狐・跳梁跋扈
第3巻 真夜中の優等生
第4巻 恐怖の口裂け女
第5巻 人食いモナリザ
第6巻 第4コースの幽霊
第7巻 幽体ひっぱりゲーム
第8巻 雪女の季節
第9巻 妖怪お歯黒べったり
第10巻 時をかけるぬ~べ~
第11巻 反魂の術
第12巻 鬼の手の秘密
第13巻 木枯らしに消えた雪女
第14巻 謎の人体発火現象
第15巻 座敷童子の悲しき過去
第16巻 童守小・恋の大混戦!
第17巻 ぬ~べ~初めて海外旅行に行く
第18巻 ぬ~べ~・過去を知る男
第19巻 陽神七変化・あゆみちゃん大冒険
第20巻 ぬ~べ~・ゆきめ 愛の最終決着!?
第21巻 超空間妖怪・野槌
第22巻 ぬ~べ~クラスの通信簿
第23巻 壁の中に潜む者
第24巻 童守町最大の決戦!
第25巻 白銀の大恋戦!!
第26巻 結成!!童守少年妖撃団
第27巻 メリーさん
第28巻 死神
第29巻 ぬ~べ~修行時代!?
第30巻 覇鬼、復活!!
第31巻 さようならぬ~べ~
楽屋裏&単行本未収録分
第2巻 妖狐・跳梁跋扈
第3巻 真夜中の優等生
第4巻 恐怖の口裂け女
第5巻 人食いモナリザ
第6巻 第4コースの幽霊
第7巻 幽体ひっぱりゲーム
第8巻 雪女の季節
第9巻 妖怪お歯黒べったり
第10巻 時をかけるぬ~べ~
第11巻 反魂の術
第12巻 鬼の手の秘密
第13巻 木枯らしに消えた雪女
第14巻 謎の人体発火現象
第15巻 座敷童子の悲しき過去
第16巻 童守小・恋の大混戦!
第17巻 ぬ~べ~初めて海外旅行に行く
第18巻 ぬ~べ~・過去を知る男
第19巻 陽神七変化・あゆみちゃん大冒険
第20巻 ぬ~べ~・ゆきめ 愛の最終決着!?
第21巻 超空間妖怪・野槌
第22巻 ぬ~べ~クラスの通信簿
第23巻 壁の中に潜む者
第24巻 童守町最大の決戦!
第25巻 白銀の大恋戦!!
第26巻 結成!!童守少年妖撃団
第27巻 メリーさん
第28巻 死神
第29巻 ぬ~べ~修行時代!?
第30巻 覇鬼、復活!!
第31巻 さようならぬ~べ~
楽屋裏&単行本未収録分
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次スレ移行時の雑談をまとめてみました。
地獄先生ぬ~べ~連載中
#1 九十九の足の蟲 - #47 怪談・木登り幽霊
949 :マロン名無しさん :2006/12/07(木) 01:32:48 ID:???
次スレ立てました。
地獄先生ぬ~べ~連載中 ロウソク2本目
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1165422622/
それでは、ぬ~べ~スレ最初の楽屋裏をお楽しみ下さい。
950 :マロン名無しさん :2006/12/07(木) 01:41:34 ID:???
ハイ、楽屋裏お疲れ~
最近レスのペースが早くなってきてるね
951 :マロン名無しさん :2006/12/07(木) 01:42:50 ID:???
乙
ロウソクw100本まではいかないだろうから安心だなww
地獄先生ぬ~べ~連載中
#1 九十九の足の蟲 - #47 怪談・木登り幽霊
949 :マロン名無しさん :2006/12/07(木) 01:32:48 ID:???
次スレ立てました。
地獄先生ぬ~べ~連載中 ロウソク2本目
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1165422622/
それでは、ぬ~べ~スレ最初の楽屋裏をお楽しみ下さい。
950 :マロン名無しさん :2006/12/07(木) 01:41:34 ID:???
ハイ、楽屋裏お疲れ~
最近レスのペースが早くなってきてるね
951 :マロン名無しさん :2006/12/07(木) 01:42:50 ID:???
乙
ロウソクw100本まではいかないだろうから安心だなww
166 :1/2 ミエナイアラスジ :2007/08/16(木) 23:00:01 ID:???
死闘の末、鬼の手の覇鬼とぬ~べ~は和解した。危機は去り、覇鬼は自らの意志で左手に戻った。
すべて元通りと思われた。しかし、それはぬ~べ~に悲しい別れをもたらすのだ…
#267 別れ の巻

鬼の手に戻った覇鬼は自分勝手に動き回り、授業中でもお構いなしに遊ぶ。鬼の手との共存は大変だ。
長年ぬ~べ~を苦しめた鬼がこんなお調子者で無邪気な奴だったなんて…長い間鬼の手として子供達を
守ってきた事が覇鬼自身を少し変えたのだろうか。もちろん覇鬼自身は否定するが。
雪が降り始めて楽しい雰囲気になったところで、ぬ~べ~は校門に意外な人影を発見した。
それは、恩師の美奈子先生だった。鬼の手に閉じ込められている筈の彼女がなぜそこに?
なんと、覇鬼の心を封じていた美奈子先生は覇鬼が人間に災いをもたらさない事を誓った事で
その必要がなくなったので鬼の手から解放されたのだ。覇鬼も間違いないと証言する。

ぬ~べ~はこれを派手にお祝いする事にした。給料全部つぎ込んでの解放記念パーティだ!!
しかし大盤振る舞いと言いながらその会場はラーメン屋。だがぬ~べ~をセコイと責める事はできない。
なぜなら、美奈子先生は大変な大食漢だからだ。

大量の料理を軽々と平らげ、遂にはぬ~べ~に本当に給料を全部使わせてしまったのだ。
この豪快さには生徒達もビックリ。
腹ごなしに食後の運動。バッティングセンターやボーリングで大活躍の美奈子先生。
対してぬ~べ~は覇鬼の所為ですっかりお笑い要員。
和気藹々の楽しい雰囲気の中、時間も遅いので生徒達を家に帰した。
死闘の末、鬼の手の覇鬼とぬ~べ~は和解した。危機は去り、覇鬼は自らの意志で左手に戻った。
すべて元通りと思われた。しかし、それはぬ~べ~に悲しい別れをもたらすのだ…
#267 別れ の巻

鬼の手に戻った覇鬼は自分勝手に動き回り、授業中でもお構いなしに遊ぶ。鬼の手との共存は大変だ。
長年ぬ~べ~を苦しめた鬼がこんなお調子者で無邪気な奴だったなんて…長い間鬼の手として子供達を
守ってきた事が覇鬼自身を少し変えたのだろうか。もちろん覇鬼自身は否定するが。
雪が降り始めて楽しい雰囲気になったところで、ぬ~べ~は校門に意外な人影を発見した。
それは、恩師の美奈子先生だった。鬼の手に閉じ込められている筈の彼女がなぜそこに?
なんと、覇鬼の心を封じていた美奈子先生は覇鬼が人間に災いをもたらさない事を誓った事で
その必要がなくなったので鬼の手から解放されたのだ。覇鬼も間違いないと証言する。

ぬ~べ~はこれを派手にお祝いする事にした。給料全部つぎ込んでの解放記念パーティだ!!
しかし大盤振る舞いと言いながらその会場はラーメン屋。だがぬ~べ~をセコイと責める事はできない。
なぜなら、美奈子先生は大変な大食漢だからだ。

大量の料理を軽々と平らげ、遂にはぬ~べ~に本当に給料を全部使わせてしまったのだ。
この豪快さには生徒達もビックリ。
腹ごなしに食後の運動。バッティングセンターやボーリングで大活躍の美奈子先生。
対してぬ~べ~は覇鬼の所為ですっかりお笑い要員。
和気藹々の楽しい雰囲気の中、時間も遅いので生徒達を家に帰した。
46 :1/2 ミエナイアラスジ :2007/08/05(日) 23:00:01 ID:???
ゆきめの部屋の前を女子高生のグループが通りがかった。
ゆきめと同じ16歳の彼女達は青春時代を謳歌している。自分と比べてうらやましがるゆきめ。
#257 妖怪女子高 の巻 読者が考えた妖怪特集パート2 今回は女の子の妖怪特集だよ!

自分も女子高に通って青春を過ごしたいと、ゆきめはぬ~べ~に相談した。妖怪が入れる学校など
あるものかとダメモトでインターネットで調べてみると、意外や望みどおりの学校が見つかった。

入学資格は外見が16~20歳の妖怪女子で、都会で暮らす妖怪達を人間の文化に乗り遅れないよう
教育する為の学校であった。
…という訳で、今日からゆきめも女子高生 ルンルン
新しい学校という事で綺麗な校舎を期待していたが、実際には非常にオンボロな校舎だった。
中へ入って目に付いた生徒に声をかけると、いきなり襲い掛かられ、食べられそうになった。

何者かが助けに入ってくれたので助かったが、ここは妖怪の学校、油断は禁物だ。
助けてくれたのは丹頂鶴の姫「鶴姫」。襲ってきたのは「おいで娘」といって、生徒を見境なく襲って
今月も二人犠牲になっているそうだ。鶴姫によればおいで娘が特別キワ物だと言う事だが、
教室にいる生徒達はむしろキワ物ばかりだった。

水槽の中で縮こまっているマリモの妖怪「マリナ」やゴミにまみれてゴミ袋製のシースルーを着た
「ゴミ女」、顔が壺の形をした女神「マッサー神」など。

おまけに担任が米!
ところがこの米つぶ、弥生時代から生きる大変な識者でこの学校の経営者でもあった。

ゆきめの部屋の前を女子高生のグループが通りがかった。
ゆきめと同じ16歳の彼女達は青春時代を謳歌している。自分と比べてうらやましがるゆきめ。
#257 妖怪女子高 の巻 読者が考えた妖怪特集パート2 今回は女の子の妖怪特集だよ!

自分も女子高に通って青春を過ごしたいと、ゆきめはぬ~べ~に相談した。妖怪が入れる学校など
あるものかとダメモトでインターネットで調べてみると、意外や望みどおりの学校が見つかった。

入学資格は外見が16~20歳の妖怪女子で、都会で暮らす妖怪達を人間の文化に乗り遅れないよう
教育する為の学校であった。
…という訳で、今日からゆきめも女子高生 ルンルン
新しい学校という事で綺麗な校舎を期待していたが、実際には非常にオンボロな校舎だった。
中へ入って目に付いた生徒に声をかけると、いきなり襲い掛かられ、食べられそうになった。

何者かが助けに入ってくれたので助かったが、ここは妖怪の学校、油断は禁物だ。
助けてくれたのは丹頂鶴の姫「鶴姫」。襲ってきたのは「おいで娘」といって、生徒を見境なく襲って
今月も二人犠牲になっているそうだ。鶴姫によればおいで娘が特別キワ物だと言う事だが、
教室にいる生徒達はむしろキワ物ばかりだった。

水槽の中で縮こまっているマリモの妖怪「マリナ」やゴミにまみれてゴミ袋製のシースルーを着た
「ゴミ女」、顔が壺の形をした女神「マッサー神」など。

おまけに担任が米!
ところがこの米つぶ、弥生時代から生きる大変な識者でこの学校の経営者でもあった。

地獄先生ぬ~べ~ 連載中 【第29巻 ぬ~べ~修行時代!?】
876 :1/2 ミエナイアラスジ :2007/07/26(木) 22:59:59 ID:???
#248 試練の壺 の巻
九尾の放った炎に晒されたぬ~べ~の前に、廃人と化した筈の玉藻が守るように立ちはだかった。
驚いた九尾は自らの放った炎を逸らし、玉藻への直撃を避けた。

よくよく見れば、玉藻には壊れてしまった狐の心とは別にもう一つの心が存在している。
それは、九尾が最も恐れている力。それが玉藻に備わろうとしているのか…
九尾はぬ~べ~にもう一度チャンスを与えた。ただし、今回試すのはぬ~べ~ではなく玉藻だと言う。
ぬ~べ~の前に大きな壺が出現し、ぬ~べ~と玉藻はこの中に吸い込まれてしまった。

地面に投げ出されたぬ~べ~に大きな岩が倒れ掛かり、両足を負傷してしまった。
心配した玉藻が声をかける。九尾は一時的に玉藻を元の状態に戻したようだ。彼の何かを試す為に…
二人が吸い込まれたこの壺は、妖狐族の「試練の壺」。出口まで行けば出られるが、そこに至るまで
様々な試練があり、力を試されるという。力の足りない者は死ぬしかない。

そういう事ならば負傷した自分は置いて行けとぬ~べ~。だが玉藻はぬ~べ~の上にのしかかった岩を
どけようとしている。敵である自分の為に九尾様に申し立てをした行為をもって「大バカ者」と言いながら。
岩をどけるのに四苦八苦しているうちに、遠くから二人をめがけて大量の水が押し寄せてきた。
どうやら今いる場所は川底だったようだ。ぬ~べ~は玉藻に逃げるよう促すが、玉藻はぬ~べ~を殺させは
しないと救助を続ける。そんな玉藻の胸に、光が輝いていた。
玉藻はどうにかぬ~べ~を救助して川岸にたどり着いた。ぬ~べ~の事をバカと言いながら自らも
危険を顧みない行為に出た事を、ぬ~べ~のバカが伝染したようだと軽口を叩く。
試練はこれだけでは終わらない。溶岩の流れる川にかかった朽ちかけた吊橋や、火山の噴火による
噴石の雨など、様々な罠が二人を待ち受けていた。玉藻は「自分を置いて行け」としつこいぬ~べ~を
抱えてこれらの罠をことごとく突破していった。
#248 試練の壺 の巻
九尾の放った炎に晒されたぬ~べ~の前に、廃人と化した筈の玉藻が守るように立ちはだかった。
驚いた九尾は自らの放った炎を逸らし、玉藻への直撃を避けた。

よくよく見れば、玉藻には壊れてしまった狐の心とは別にもう一つの心が存在している。
それは、九尾が最も恐れている力。それが玉藻に備わろうとしているのか…
九尾はぬ~べ~にもう一度チャンスを与えた。ただし、今回試すのはぬ~べ~ではなく玉藻だと言う。
ぬ~べ~の前に大きな壺が出現し、ぬ~べ~と玉藻はこの中に吸い込まれてしまった。

地面に投げ出されたぬ~べ~に大きな岩が倒れ掛かり、両足を負傷してしまった。
心配した玉藻が声をかける。九尾は一時的に玉藻を元の状態に戻したようだ。彼の何かを試す為に…
二人が吸い込まれたこの壺は、妖狐族の「試練の壺」。出口まで行けば出られるが、そこに至るまで
様々な試練があり、力を試されるという。力の足りない者は死ぬしかない。

そういう事ならば負傷した自分は置いて行けとぬ~べ~。だが玉藻はぬ~べ~の上にのしかかった岩を
どけようとしている。敵である自分の為に九尾様に申し立てをした行為をもって「大バカ者」と言いながら。
岩をどけるのに四苦八苦しているうちに、遠くから二人をめがけて大量の水が押し寄せてきた。
どうやら今いる場所は川底だったようだ。ぬ~べ~は玉藻に逃げるよう促すが、玉藻はぬ~べ~を殺させは
しないと救助を続ける。そんな玉藻の胸に、光が輝いていた。
玉藻はどうにかぬ~べ~を救助して川岸にたどり着いた。ぬ~べ~の事をバカと言いながら自らも
危険を顧みない行為に出た事を、ぬ~べ~のバカが伝染したようだと軽口を叩く。
試練はこれだけでは終わらない。溶岩の流れる川にかかった朽ちかけた吊橋や、火山の噴火による
噴石の雨など、様々な罠が二人を待ち受けていた。玉藻は「自分を置いて行け」としつこいぬ~べ~を
抱えてこれらの罠をことごとく突破していった。
664 :1/2 ミエナイアラスジ :2007/07/16(月) 23:00:01 ID:???
アイスキャンディで当たりがでていい事ありそうなぬ~べ~に、一人のメガネっ娘が声をかけた。
黒装束に大きな鎌を携えたこの少女、なんと 死 神 だった!
#239 死神 の巻

死神は唐突に、ぬ~べ~に24時間後の死を告げた
普通の人に死神は見えないので通常相手に声をかけることはないのだが、ぬ~べ~には見えてしまうので
接触してきたのだった。
にわかには信じられないぬ~べ~だが、死神がノートで確認すると間違いなく24時間後の4:32に
突然の心臓発作で死ぬ予定になっているそうだ。今まで数々の危機を乗り越えてきただけに今更
心臓発作など信じがたいが、これは神様が決めた事。死神はその使いに過ぎない。
ぬ~べ~の頭上に余命を表す死の宣告マークが出現し、死神は今のうちにやり残した事をやっておいた
方がいいとアドバイス。ぬ~べ~は気を取り直してこれに従う事にした。
まずは霊能力を活かして競馬で大儲け、勝ちも勝ったり一億円! ―余命20時間─
ぬ~べ~はこの一億円で、今まで出来なかった慎ましやかな贅沢を堪能した…が、すぐに虚しさが去来した。

「ちがう…ちがうんだ、俺は…こんなことがやりたいんじゃない…」
余った金を全額募金して、ぬ~べ~はゆきめのアパートへ足を向けた。
出迎えた風呂上りのゆきめを、ぬ~べ~は無言で押し倒した!

やっとこの時が来たと、涙を流して喜ぶゆきめ。
…しかし所詮は少年誌、これ以上の行為には及ばず、冷やかしただけで終わったのだった。
アイスキャンディで当たりがでていい事ありそうなぬ~べ~に、一人のメガネっ娘が声をかけた。
黒装束に大きな鎌を携えたこの少女、なんと 死 神 だった!
#239 死神 の巻

死神は唐突に、ぬ~べ~に24時間後の死を告げた
普通の人に死神は見えないので通常相手に声をかけることはないのだが、ぬ~べ~には見えてしまうので
接触してきたのだった。
にわかには信じられないぬ~べ~だが、死神がノートで確認すると間違いなく24時間後の4:32に
突然の心臓発作で死ぬ予定になっているそうだ。今まで数々の危機を乗り越えてきただけに今更
心臓発作など信じがたいが、これは神様が決めた事。死神はその使いに過ぎない。
ぬ~べ~の頭上に余命を表す死の宣告マークが出現し、死神は今のうちにやり残した事をやっておいた
方がいいとアドバイス。ぬ~べ~は気を取り直してこれに従う事にした。
まずは霊能力を活かして競馬で大儲け、勝ちも勝ったり一億円! ―余命20時間─
ぬ~べ~はこの一億円で、今まで出来なかった慎ましやかな贅沢を堪能した…が、すぐに虚しさが去来した。

「ちがう…ちがうんだ、俺は…こんなことがやりたいんじゃない…」
余った金を全額募金して、ぬ~べ~はゆきめのアパートへ足を向けた。
出迎えた風呂上りのゆきめを、ぬ~べ~は無言で押し倒した!

やっとこの時が来たと、涙を流して喜ぶゆきめ。
…しかし所詮は少年誌、これ以上の行為には及ばず、冷やかしただけで終わったのだった。
506 :1/2 ミエナイアラスジ :2007/07/06(金) 23:00:02 ID:???
妖怪博士の妻の情報を元に広達が正義の究極妖怪を誕生させる呪文を求めてをうろついている頃、
地下数十Mの迷宮では陽神・南雲VS妖怪博士の対戦が白熱していた。
#230 結成!!童守少年妖撃団編 その7 石よ 光れ!! の巻

広の勇気と郷子の友情。超古代の兵器はこの強い気持ちを感じ取って変形した。凄い武器だ。
しかし美樹には解せない。本来なら自分のが一番に変形するのがスジだと癇癪を起こしている。
きっと心のきれいなひとのだけ変形するのだとの言葉を受け、隠れて覗いていた克也は自分は怖くて
逃げ出した卑怯者だから絶対変形しないだろうと一人ごちる。
階段を見つけ北館へ続く渡り廊下にたどり着いたが、床は朽ちて穴だらけ、おまけに穴の下には
尖った岩が待ち受けている。こんな所にネズミの親子を見つけ、動物好きのまことの顔がほころぶ。
足場の悪いこの場所でも装置から現れる妖怪は容赦なく襲ってくる。とても戦えるような場所ではないので
急いで渡りきってしまおうと足を速めるが、まことはその場を動けないでいる。先ほどのネズミの親子が
妖怪の害に遭うのを心配してのことだった。ネズミを庇うまことの背に、妖怪の牙が迫る!
―― 優 し さ ――

超古代の兵器が頭から背を包む兜に変化し、まことを守る。その状態で「みんな友達」と訴えると、
妖怪が懐いてきた。動物の言葉もわかるようになった。まことらしい平和な武器だ。
こうして妖怪と和解し、無事北館にわたることが出来た。
未だに自分だけ変身できない美樹は納得行かない。飛びぬけた強い感情がないからだと仲間は言うが…
一行は最上階へと続く螺旋階段を見つけ、上り始めた。しかしまたしても妖怪の邪魔が入った。
階段を塞ぐ大きさの、モアイ像のような石の怪物が上から階段を転げ落ちてきたのだ。慌てて引き返す
一行だったが、美樹は退かずに妖怪の前に立ち塞がった。次は自分が変身する番と、石を掲げる。

…石に変化は見られない…必死で変身しようと試みるが、なんの成果も現れないうちに妖怪は眼前に迫る。
いよいよダメかと思われたとき、遂に美樹の石がビガビガと光を放った。
妖怪博士の妻の情報を元に広達が正義の究極妖怪を誕生させる呪文を求めてをうろついている頃、
地下数十Mの迷宮では陽神・南雲VS妖怪博士の対戦が白熱していた。
#230 結成!!童守少年妖撃団編 その7 石よ 光れ!! の巻

広の勇気と郷子の友情。超古代の兵器はこの強い気持ちを感じ取って変形した。凄い武器だ。
しかし美樹には解せない。本来なら自分のが一番に変形するのがスジだと癇癪を起こしている。
きっと心のきれいなひとのだけ変形するのだとの言葉を受け、隠れて覗いていた克也は自分は怖くて
逃げ出した卑怯者だから絶対変形しないだろうと一人ごちる。
階段を見つけ北館へ続く渡り廊下にたどり着いたが、床は朽ちて穴だらけ、おまけに穴の下には
尖った岩が待ち受けている。こんな所にネズミの親子を見つけ、動物好きのまことの顔がほころぶ。
足場の悪いこの場所でも装置から現れる妖怪は容赦なく襲ってくる。とても戦えるような場所ではないので
急いで渡りきってしまおうと足を速めるが、まことはその場を動けないでいる。先ほどのネズミの親子が
妖怪の害に遭うのを心配してのことだった。ネズミを庇うまことの背に、妖怪の牙が迫る!
―― 優 し さ ――

超古代の兵器が頭から背を包む兜に変化し、まことを守る。その状態で「みんな友達」と訴えると、
妖怪が懐いてきた。動物の言葉もわかるようになった。まことらしい平和な武器だ。
こうして妖怪と和解し、無事北館にわたることが出来た。
未だに自分だけ変身できない美樹は納得行かない。飛びぬけた強い感情がないからだと仲間は言うが…
一行は最上階へと続く螺旋階段を見つけ、上り始めた。しかしまたしても妖怪の邪魔が入った。
階段を塞ぐ大きさの、モアイ像のような石の怪物が上から階段を転げ落ちてきたのだ。慌てて引き返す
一行だったが、美樹は退かずに妖怪の前に立ち塞がった。次は自分が変身する番と、石を掲げる。

…石に変化は見られない…必死で変身しようと試みるが、なんの成果も現れないうちに妖怪は眼前に迫る。
いよいよダメかと思われたとき、遂に美樹の石がビガビガと光を放った。
地獄先生ぬ~べ~ 連載中 【第26巻 結成!!童守少年妖撃団】
353 :1/3 ミエナイアラスジ :2007/06/26(火) 23:00:01 ID:???
#221 妖怪絵師・鳥山石燕 の巻
ぬ~べ~が妖怪について調べるとき、一人の江戸時代の絵師が描いた本がいつも重要な資料となっていた。
その絵師は妖怪を誰よりも知りつくし、何百という妖怪画を残した、いわば妖怪のエキスパート。
そして…なんと君たちの知っている現代のマンガや映画の妖怪デザインは
ほとんど彼の絵が基本になっているのだ。

その人の名は… 「鳥山石燕」 彼は…いったいどんな人物だったのだろうか…
江戸時代 寺子屋・鳥山塾…
町の子供たちに読み書きを教えている「せきべ~」こと石燕は芸者の律奴に夢中であった。
それにしてもこの男、ぬ~べ~に瓜二つだ。そんな天才絵師、鳥山石燕を探して、広そっくりの少年が
大通りを歩いていた。少年は、石燕と律奴が初期のぬ~べ~と律子先生そのままのお約束な
やり取りをしているのを目撃して呆れていた。

少年は名を市太郎といい、絵師として尊敬する石燕に弟子入りする為に訪ねてきたのだった。
他の子供たちと共に学ぶ事を認められた市太郎は、お約束のボケの数々を目の前に
これまで石燕に抱いていたイメージとのギャップを感じていた。
鳥山石燕は狩野派の流れを汲む幕府の御用絵師で、当時の有名な文化人であった。
彼は浮世絵や絵本の挿絵のほか俳諧もたしなみ、その技と知識で暇を見ては近所の子供たちに
勉強を教えていた。
…のだが、新入りの市太郎は先ほどまでの石燕のボケっぷりにがっかりしていた。

これに反論する級友は、石燕が立派な先生であることを示す為に授業を抜け出して市太郎を
ある部屋に案内した。その部屋には、数え切れないほど多くの妖怪画が収められていた。
#221 妖怪絵師・鳥山石燕 の巻
ぬ~べ~が妖怪について調べるとき、一人の江戸時代の絵師が描いた本がいつも重要な資料となっていた。
その絵師は妖怪を誰よりも知りつくし、何百という妖怪画を残した、いわば妖怪のエキスパート。
そして…なんと君たちの知っている現代のマンガや映画の妖怪デザインは
ほとんど彼の絵が基本になっているのだ。

その人の名は… 「鳥山石燕」 彼は…いったいどんな人物だったのだろうか…
江戸時代 寺子屋・鳥山塾…
町の子供たちに読み書きを教えている「せきべ~」こと石燕は芸者の律奴に夢中であった。
それにしてもこの男、ぬ~べ~に瓜二つだ。そんな天才絵師、鳥山石燕を探して、広そっくりの少年が
大通りを歩いていた。少年は、石燕と律奴が初期のぬ~べ~と律子先生そのままのお約束な
やり取りをしているのを目撃して呆れていた。

少年は名を市太郎といい、絵師として尊敬する石燕に弟子入りする為に訪ねてきたのだった。
他の子供たちと共に学ぶ事を認められた市太郎は、お約束のボケの数々を目の前に
これまで石燕に抱いていたイメージとのギャップを感じていた。
鳥山石燕は狩野派の流れを汲む幕府の御用絵師で、当時の有名な文化人であった。
彼は浮世絵や絵本の挿絵のほか俳諧もたしなみ、その技と知識で暇を見ては近所の子供たちに
勉強を教えていた。
…のだが、新入りの市太郎は先ほどまでの石燕のボケっぷりにがっかりしていた。

これに反論する級友は、石燕が立派な先生であることを示す為に授業を抜け出して市太郎を
ある部屋に案内した。その部屋には、数え切れないほど多くの妖怪画が収められていた。
226 :1/2 ミエナイアラスジ :2007/06/17(日) 23:00:24 ID:???
#213 ゆきめ、禁断の恋!? の巻
スーパーのセールでカップうどんを買い込んでいたぬ~べ~は、一人で何箱も買うので店から
追い出されてしまった。

しかしもう少し買いだめしておきたいぬ~べ~は、陽神の術で小学生の状態の
分身(陽神明)を作り出し、この究極奥義を利用して買い足しに走っていった。
しかし、不注意から乗用車にはねられ、更にトラックに轢かれそうにうなってしまった!
間一髪、ゆきめが氷を張ってトラックを逸らしてくれた。
ゆきめは明がぬ~べ~だという事には気づいておらず、でもどこかで会ったような…といった認識。
傷ひとつついていないとゆきめに訝かられたぬ~べ~は、わざと怪我をした状態の姿になった。
しかしやりすぎたようで、酷い怪我をしてると思ったゆきめは明を強引に病院に引っぱっていった。
トラックの中にぬ~べ~の本体を残して…

診察した玉藻は一目で明の正体を見抜いた。
玉藻は言いたい放題言い放ったものの、口裏を合わせてゆきめには真相を話さずにいてくれた。

その後、明の言動から記憶が錯乱していると心配したゆきめはこれを放っておけず、
自分の部屋に連れ帰ったのだった。
ゆきめの部屋にはぬ~べ~の写真や縫いぐるみがたくさんあり、少々気恥ずかしい思いの明。
突然水着姿で現れたゆきめは、明が手を怪我しているので風呂で体を洗ってくれると言い出した。

自分が小学生の状態の為か急に大人っぽくなったように見えるゆきめを、明は変に意識してしまう。
ゆきめは明の恥ずかしいところまで洗おうとしていた。流石に恥ずかしくて抵抗した結果、二人は滑って
向かい合わせに抱き合った状態で転んでしまった。

途端、真っ赤になる両者。今まで明を意識していなかったゆきめもドキドキしている。
食事中も気まずいままの二人。ゆきめは自分がショタコンだった事に戸惑いを抱き、
ぬ~べ~もまた自分にシスコンの気があったのかと、いつも以上に意識している。
#213 ゆきめ、禁断の恋!? の巻
スーパーのセールでカップうどんを買い込んでいたぬ~べ~は、一人で何箱も買うので店から
追い出されてしまった。

しかしもう少し買いだめしておきたいぬ~べ~は、陽神の術で小学生の状態の
分身(陽神明)を作り出し、この究極奥義を利用して買い足しに走っていった。
しかし、不注意から乗用車にはねられ、更にトラックに轢かれそうにうなってしまった!
間一髪、ゆきめが氷を張ってトラックを逸らしてくれた。
ゆきめは明がぬ~べ~だという事には気づいておらず、でもどこかで会ったような…といった認識。
傷ひとつついていないとゆきめに訝かられたぬ~べ~は、わざと怪我をした状態の姿になった。
しかしやりすぎたようで、酷い怪我をしてると思ったゆきめは明を強引に病院に引っぱっていった。
トラックの中にぬ~べ~の本体を残して…

診察した玉藻は一目で明の正体を見抜いた。
玉藻は言いたい放題言い放ったものの、口裏を合わせてゆきめには真相を話さずにいてくれた。

その後、明の言動から記憶が錯乱していると心配したゆきめはこれを放っておけず、
自分の部屋に連れ帰ったのだった。
ゆきめの部屋にはぬ~べ~の写真や縫いぐるみがたくさんあり、少々気恥ずかしい思いの明。
突然水着姿で現れたゆきめは、明が手を怪我しているので風呂で体を洗ってくれると言い出した。

自分が小学生の状態の為か急に大人っぽくなったように見えるゆきめを、明は変に意識してしまう。
ゆきめは明の恥ずかしいところまで洗おうとしていた。流石に恥ずかしくて抵抗した結果、二人は滑って
向かい合わせに抱き合った状態で転んでしまった。

途端、真っ赤になる両者。今まで明を意識していなかったゆきめもドキドキしている。
食事中も気まずいままの二人。ゆきめは自分がショタコンだった事に戸惑いを抱き、
ぬ~べ~もまた自分にシスコンの気があったのかと、いつも以上に意識している。
45 :1/2 ミエナイアラスジ :2007/06/07(木) 23:00:00 ID:???
男の一撃を受けたいずなは数メートル先まで吹き飛ばされ、男はいずなの死を確信した。
一人の子供が彼の殺し(アート)を目撃し、足がすくんでいた。
「見物料は命だよ」と、男はこの子供をもその毒牙にかけようとしていた。
それを制止すべく、いずなの放った炎が男を襲う!だがダメージを与えられない。
満身創痍ながら、いずなは必死で男を睨みつける。
#204 童守町最大の決戦!その2 いずなの戦い の巻

普通の人間なら10人は消し飛ぶ妖力波を受けてなお立っていられるしぶとさに男は驚きを隠さない。
いずなは弱者を殺しても面白くないだろうと男を説得するが、それは所詮人間の道徳観。
鬼であるこの男には人間の断末魔の叫びがメロディとなって安らぎを与えるという。
鬼はいずなを殴りつけ、ダウンしている間に再び子供に迫る。間一髪でいずながそれを救う。
「リフレインは一度でいいよ」
今度こそトドメとばかりに強力な妖力を浴びせると、いずなの周りには霊気のバリアが張られていた。

いずなの低い霊力からすると火事場のバカ力といったところか。
だが種がわかればそれまで、鬼は次の攻撃を最後にしようと妖力を上げる。
もはや立っているのもやっとといった風情ながら、いずなは子供を守るために立ちはだかる。
飽くまでいずなの事をなめきっている鬼だが、霊力が上がっていく彼女の前に現れた光の球には少し驚いた。
光球現象を起こすほど高熱の炎を出現させるなど、人間界ではかなりの霊力を持った者に限られるからだ。
「霊能力者は人を救うために命をかけるもの」
ぬ~べ~に教わったその心得をもって、極限まで高められた炎を鬼に投げつけた。

見事命中!勝利を確信したいずなだったが、次の瞬間、爆煙の中から伸びた刃物が
いずなの左胸を貫いていた。刃は鬼が手を変形させたものだった。

血を流し、力なく崩折れるいずな。いずなの放った炎は鬼の手に少々の火傷を負わせたが、
それもすぐに回復したようだ。他人を守る為に力が上がる彼女の能力に鬼も興味を示していた。
騒ぎを聞きつけ、人が集まってきた。今はまだ騒ぎを起こすわけにはいかないと、
鬼はいずなと子供を置いて姿を消した。
男の一撃を受けたいずなは数メートル先まで吹き飛ばされ、男はいずなの死を確信した。
一人の子供が彼の殺し(アート)を目撃し、足がすくんでいた。
「見物料は命だよ」と、男はこの子供をもその毒牙にかけようとしていた。
それを制止すべく、いずなの放った炎が男を襲う!だがダメージを与えられない。
満身創痍ながら、いずなは必死で男を睨みつける。
#204 童守町最大の決戦!その2 いずなの戦い の巻

普通の人間なら10人は消し飛ぶ妖力波を受けてなお立っていられるしぶとさに男は驚きを隠さない。
いずなは弱者を殺しても面白くないだろうと男を説得するが、それは所詮人間の道徳観。
鬼であるこの男には人間の断末魔の叫びがメロディとなって安らぎを与えるという。
鬼はいずなを殴りつけ、ダウンしている間に再び子供に迫る。間一髪でいずながそれを救う。
「リフレインは一度でいいよ」
今度こそトドメとばかりに強力な妖力を浴びせると、いずなの周りには霊気のバリアが張られていた。

いずなの低い霊力からすると火事場のバカ力といったところか。
だが種がわかればそれまで、鬼は次の攻撃を最後にしようと妖力を上げる。
もはや立っているのもやっとといった風情ながら、いずなは子供を守るために立ちはだかる。
飽くまでいずなの事をなめきっている鬼だが、霊力が上がっていく彼女の前に現れた光の球には少し驚いた。
光球現象を起こすほど高熱の炎を出現させるなど、人間界ではかなりの霊力を持った者に限られるからだ。
「霊能力者は人を救うために命をかけるもの」
ぬ~べ~に教わったその心得をもって、極限まで高められた炎を鬼に投げつけた。

見事命中!勝利を確信したいずなだったが、次の瞬間、爆煙の中から伸びた刃物が
いずなの左胸を貫いていた。刃は鬼が手を変形させたものだった。

血を流し、力なく崩折れるいずな。いずなの放った炎は鬼の手に少々の火傷を負わせたが、
それもすぐに回復したようだ。他人を守る為に力が上がる彼女の能力に鬼も興味を示していた。
騒ぎを聞きつけ、人が集まってきた。今はまだ騒ぎを起こすわけにはいかないと、
鬼はいずなと子供を置いて姿を消した。